平成31年 平成31年度予算特別委員会(企画県民部②)
日 時:平成31年3月4日(月)
質問者:向山 好一 委員
1 水素社会の推進について
(1)兵庫水素社会推進構想について
水素は次世代エネルギーの1つとして、燃料電池自動車への活用などを始めとして研究開発が進められており、2017年には国家戦略として「水素基本戦略」が打ち出されるなど、注目されている。
兵庫県においても、県としてめざすべき水素社会の姿とそれに向けた今後の取組みの方向性を示す「兵庫水素社会推進構想」を策定されようとしている。
その構想案には、詳しい未来像を描いておられるが、その中でもFCV普及台数の具体的目標として、2020年に3,000台、2030年に25,000台、そのための水素ステーション整備基数の見込みとして、2020年に8基、2030年に20基となっている。とても意欲的な構想案ではあるが、2020年といえば来年である。
そういう状況を踏まえ、この構想案を具体化していくにあたり、どのような課題があり、また取り組んでいくのかについて所見を伺う。
(2)EVとFCVとの機能分担について
次世代の自動車としてEVの技術の発展と普及が急速に伸びている。「兵庫水素社会推進構想」にはFCVが普及している社会を描いておられるが、インフラを整備する上で、ダブル投資になれば非効率にもなる。
そこで、当局として、将来のEVとFCVの機能分担・棲み分けについてどう考えるのか、お伺いする。