議会の動き

2024年度 文教常任委員会

総務 / 健康福祉 / 産業労働 / 農政環境 / 建設 / 文教 / 警察 / 行財政運営調査特別委員会

2024.6.11請願審査のために委員会が開催されました。
請願審査では「高等教育の学費無償化に向けた教育予算の拡充を求める意見書提出の件」について、将来を担う若者が勉学に集中できる環境になるよう、国において、全国一律に高等教育の学費無償化等の対策が必要であることから、「採択」を主張しましたが、「継続審査」に決しました。
2024.09.19付託議案審査のために委員会が開催されました。
「県立豊岡聴覚特別支援学校・県立出石特別支援学校統合校新校舎建築用地の取得」について審査を行い、原案どおり可決すべきものと決定することに賛成しました。
2024.10.1請願審査のために委員会が開催されました。
「高等教育の学費無償化に向けた教育予算の拡充を求める意見書提出の件」については、将来を担う若者が本分である勉学に集中できる環境になるよう、国において、全国一律に高等教育の学費無償化等の対策が必要と考えることから、「採択」を主張しましたが、「継続審査」に決しました。
「物価高騰の深刻な影響を受ける学校給食への公的援助を急ぎ、こどもたちの食と学びを守ることを求める件」については、円安の影響等による物価高騰は長期化しており、県民の家計負担への影響を懸念することは当然で、県においても物価高騰に直面する県民の家計応援のための対策を9月補正で行ったが、県がさらに財政負担を行うことは、厳しい財政状況を鑑みれば、慎重な検討が必要であることから「継続審査」を主張しましたが、「不採択」に決しました。
「私立学校に対する助成に係る国庫補助制度の堅持及び一層の充実を求める意見書提出の件」については、本格的な少子社会を迎え、今後とも、私立学校が新しい時代の要請に応えていくためには、国庫補助制度の堅持はもとより、国による一層の財政支援が求められることから、「採択」を主張し、我が会派の主張どおり決しました。
2024.12.11付託議案審査及び請願審査のために委員会が開催されました。
付託議案審査では、「兵庫県立高等学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」ほか2件について審査を行い、いずれも原案どおり可決すべきものと決定することに賛成しました。
請願審査では、「高等教育の学費無償化に向けた教育予算の拡
充を求める意見書提出の件」については、高等教育の授業料は高止まりしており、物価が高騰している中、子育て家庭における高等教育の学費は負担となっていること及び大学(昼間部)に通う学生が何らかの奨学金を受給している者の割合は、約半数と若者の将来にも影響を及ぼしていることから、将来を担う若者が本分である勉学に集中できる環境になるよう、国において、全国一律に高等教育の学費無償化等の対策が必要と考え、本請願の趣旨に賛同し、「採択」を主張しましたが、「継 続」に決しました。
「教育費負担の公私間格差をなくし、子どもたちに行き届いた
教育を求める私学助成に関する件」については、保護者の深刻な学費負担を軽減するとともに、私立学校が新しい時代の要請に応えていくためには、私立学校への一層の支援充実が求められ、我が会派としても、これまで年収590万円以上世帯への補助の充実を求めてきたところであるものの、県の厳しい財政状況の中、世帯年収に応じた段階的な支援については一定理解するところであり、所得制限のない授業料無償化に向けた取組においては、まずは国が推進すべき政策であることから、現時点においては、本請願の趣旨には賛同することができず、「不採択」を主張し、我が会派の主張どおり決しました。
 「障害児の豊かな教育のための条件整備を求める件」について
は、教育環境の充実を図るには大きな財政的負担が必要となるため、特
に義務教育段階においては、日本全体における教育環境の公平性も考慮
した上で、国が財政支援を行うべきであり、今後、国の予算の状況を踏
まえて、さらなる支援の充実が必要であるか判断する必要があることか
ら、本請願については、「継続」を主張し、我が会派の主張どおり決し
ました。
 「全ての子どもたちへの行き届いた教育を目指し、35人以下学
級の前進、教育費の軽減、教育条件の改善を求める件」について
は、県立高校の統廃合は、少子化に伴う生徒数減少による学校規模の縮
小が、高校での多様な学びに支障を来している中、複数の学校の特色・
伝統を継承しながら更に発展させ、学校規模を大きくすることで、多様
な学びや活動の機会を保障し、高校生が成長し自己実現を果たせる魅力
と活力ある高校の教育環境を確保するために推進しており、全ての子ど
もたちの教育環境の充実を求めるという請願趣旨については概ね理解す
るものの、県立高校の統廃合凍結等の内容が含まれていることから、本
請願の趣旨には賛同することはできず、「不採択」を主張し、我が会派
の主張どおり決しました。
2024.12.13付託議案審査のために委員会が開催されました。
「令和6年度一般会計補正予算(第4号)」ほか1件について審査を行い、いずれも原案どおり可決すべきものと決定することに賛成しました。