私たちを取り巻く状況を見ると、本格的な人口減少問題をはじめ、急激な少子高齢化の進展、人口及び活力の東京圏への一極集中、地域格差の拡大等の構造的な課題に直面しており、本県においても、既に始まっている人口減少問題に加え、地域活力の衰退、巨大地震などの災害リスクの高まり、介護・医療ニーズの高まりなど、活力ある地域社会を維持していくためには、解決すべき課題が山積しています。
山積する課題解決に向け、今後本県が実施する様々な「地域創生」の取り組みを、安全で元気なふるさと兵庫の実現にしっかりとつなげていかなくてはなりません。
このような状況の中、県には大きな役割が期待されており、経済・雇用・医療・福祉といった重要な課題に県民本位、生活重視、現場主義の立場からの十分な取り組みが期待されています。
こうした考えのもと、県民の生活を第一に考えた当初予算が編成されるよう、9つのテーマ、計81項目からなる重要政策提言を行いました。