概要 / 代表・一般質問 / 討論 / 議案に対する態度と考え方
(第374回2月定例会3月25日 委員長報告、討論〈小西議員部分16:50~22:30〉、表決、追加議案上程、知事提案説明、表決、請願処理、その他、閉会
第62号議案 副知事選任の同意に対する賛成討論
質 問 日:令和8年3月25日
質 問 者:小西 ひろのり 議員(ひょうご県民連合)

第374回(令和8年2月)定例会 同意人事賛成討論
2026.3.25
ひょうご県民連合議員団の 小西ひろのり です。
会派を代表し、ただいま上程されました第62号議案 副知事の選任の同意について賛成の立場で討論を行います。
これまで服部副知事ひとり体制が長く続き、庁内のことはもとより、対外的な組織・ 団体への対応も部長級幹部のみなさんとの連携をはかりながら奮闘されてきました。 また、一昨年の11月に行われた兵庫県知事選挙期間中は、職務代理者として県政のかじ取りを担う等、これまでにない膨大な業務をおひとりで担ってこられました。
今回の人事案では副知事2人体制が提案されています。おふたりとも部長からの起用という案から、これまでの県政について熟知されていることもあり、2人体制を提案されたことに対しては県政の前進がはかられることを期待し、賛同します。
しかし、片山前副知事が(あのような形で)そのままでOK退任され、服部副知事ひとり体制になってから、何度も新たな副知事を提案する機会があったにも関わらず、このタイミングになってしまったこと、この間の職員の認識についての検証は必要であると考えます。もっと早い段階で副知事2人体制を構築しておれば、今回のようにおひとりが退任されるタイミングであってもうまく引き継ぎをすることで県政の混乱を避けることもできたと考えます。
先日の報道において、「県職員『首長への信頼』が最低」という見出しが躍りました。
職員が高いモチベーションで働ける環境を整え、県民サービスの向上につなげるために実施している「エンゲージメント調査」(昨年(2025年)11月7日から19日に実施分)の全64項目のうち、「首長に対する信頼」が最も低い結果となり、そのことが「組織の弱み」と指摘されていたことが明らかになりました。また、一般職員の主査級と主任の「組織」に対する満足度と、理事・部長級の「上司」に対する満足度が最も低い結果となりました。知事が失職中であった初回の調査(2024年11月実施分)結果は上から3番目、知事再選後の2、3回目はいずれも最下位である10番目となったようです。これもそのままOK
知事は「職員とのコミュニケーションを構築することが風通しの良い職場づくりには 大切」と繰り返しおっしゃってこられましたが、この「エンゲージメント調査」の結果はご存知でしたか。また、どのようにとらえられましたでしょうか。職員の組織や仕事等に対する期待度・満足度の高さはそのまま職員のモチベーションとして反映するだけでなく、早期退職や採用試験の応募状況にも影響し、結果的に県民生活そのものにも直結します。
兵庫県の現状として厳しい財政状況のなか、起債許可団体へ転落することが明らかとなったことに加え、従来から大きな課題となっている分収造林事業や地域整備事業会計、病院会計の厳しい状況への対応等、引き続き大変厳しい財政運営が求められています。このような状況だからこそ、知事と議会との連携、知事と職員の緊密な関係づくりとコミュニケーションの形成、県内各市町・関係団体等との信頼関係の構築が最重要課題であると考えます。
新しく任命されるお二人には、言いにくいことがあっても知事にははっきりとものを申し、また知事は自分の意見と異なっていてもきっちりと受け止め聞き入れるなどの熟慮をする、本当の意味での知事・副知事関係であることを望みます。
とりわけ、知事が提唱されている「より風通しのよい職場環境づくり」について、今回の副知事ふたり体制の提案をよい意味での契機として、まずは、最も身近な存在である県職員の不安を払拭し、信頼関係の構築を通して、より多くの県民が期待を寄せ、納得できる県政運営に尽力いただくことを切にお願いします。
ご提案いただいている人事案に示されているおふたりの活躍と、提案者である知事自身の今後のとりくみに期待して、ひょうご県民連合の賛成討論とします。


