持続可能な兵庫をつくる10の方向性
1 県民の参画と協働で「地域主権社会」を目指します
国から地方への更なる事務・権限の移譲に向けて、関西広域連合による取組を強化していくとともに、県内分権を進め、地域の住民一人ひとりが自ら考え、主体的に行動し、その行動と選択に責任を負う「地域主権社会」を目指します。
2 「持続可能な行財政構造基盤」の確立を目指します
第3次行革プランに基づいて、限られた財源の中、事務事業の選択と集中を図るとともに、県と市町の役割分担を明確にすることで効率的な行政サービスを提供する「持続可能な行財政構造基盤」の確立を目指します。
3 お互いに支え合う「健康福祉社会」を目指します
超高齢社会を迎えるにあたり、県民がお互いに支え合うことができる医療・福祉制度の構築に努め、全ての県民が生涯にわたって地域の中で暮らし、学び続けることができる「健康福祉社会」を目指します。
4 生き抜く力を育み「子どもが輝く社会」を目指します
全ての子どもに対して個性や発達に応じた教育を提供し、豊かな心や生涯にわたって学び続ける姿勢、さらには主体的に生き抜く力を育むことで「子どもが輝く社会」を目指します。
5 命を守る「危機管理型社会」を目指します
阪神・淡路大震災から復興してきた経験やその取り組みを礎として、自然災害やあらゆる事件・事故からの被害を最小限に抑えられるよう、県民の命を守る「危機管理型社会」を目指します。
6 雇用を創出する「産業活力社会」を目指します
若者、女性、高齢者、障がい者など働く意欲のある全ての人々が、能力を発揮し、安心して働くことのできる雇用機会の創出に努め、公共事業依存型の地域経済から転換を図り、新しい時代にふさわしい雇用を中心とした「産業活力社会」を目指します。
7 持続可能な「環境循環型社会」を目指します
兵庫県の豊かな自然環境を次世代に残していくため、環境教育をはじめとする普及啓発に加え技術開発支援、経済的支援などを一体的に推進することにより環境負荷の低減に取り組み、限りある資源を有効に活用する持続可能な「環境循環型社会」を目指します。
8 地域特性を活かした「快適で潤いのある社会」を目指します
社会基盤の整備・保全を通じて「日本の縮図」と言われる兵庫県の地域特性を活かした「快適で潤いのある社会」を目指します。
9 多様性を認め合う「こころ豊かな共生社会」を目指します
人権尊重を基本理念とし、県民がお互いの価値観や多様性を認め合い、個人や組織の活力を活かす「共生社会」を目指します。
10 県民に信頼される「絶え間ない議会改革」に取り組みます
県民の負託に応えられる議会を目指し、二元代表制における議会の役割を明確にすると同時に、その権能を最大限に発揮できるよう、「絶え間ない議会改革」に取り組みます。