議会の動き

山本 千恵議員が質問(決算審査・公安委員会)を実施

質 問 日:平成25年10月11日(金) 質 問 者:山本 千恵委員

1 警察署協議会について

警察署協議会については、平成23年度決算特別委員会において、水田裕一郎委員が取り上げた際、設置から10年を経過しての成果・検証について、協議会委員からの意見や要望などが県警察の業務改革のきっかけとなる等、答弁されている。

県下48ある警察署協議会の運営費に、24年度は、1,579万3,000円の予算が計上されているが、内訳は、おおよそ1協議会あたり30万円強で、主に年4回四半期毎に行われる会議に委員が出席する際の報酬や旅費に充てるお金である。

そこでまず、お尋ねするが、当局として警察署協議会をどのように活用しようと考え、また、当協議会をどう位置づけているのか伺いたい。

あわせて、協議会や委員に対してどのような成果をもたらしてくれることを期待しているのか、その達成度をどのように捉えているのかについて示して欲しい。

(答弁)

2 女性警察官の環境整備について

女性警察官の対応が求められる事案も増えており、女性警察官を増加するべく、積極的な採用努力も重ねていると聞いているが、現在、県下では809名(6.8%)の女性警察官が、県民の暮らしを守るために活躍をしている。809名の女性警察官は、巡査、巡査部長で9割強を占めていて、警視、警部、警部補はまだまだ少なく、これからに期待したいところである。

女性警察官には、どんどん活躍してほしいわけですが、平成25年の2月定例会における女性警察官の環境整備についての質問の答弁で、「全署に女性専用の仮眠室は設けられているものの、シャワー室については男女兼用となっている署や女性専用の仮眠室やトイレが設置できていない交番がある。」とのことであった。

24年度決算における警察施設の新増改築、整備に要する警察施設整備費の執行状況は、予算現額17億8,482万円に対し、執行額は17億8,267万円、不用額は214万円と執行率99%を超えている。

その主なものは、神戸水上警察署改築移転整備事業(本庁執行分・工事請負費)として10億9,781万円、生田警察署元町通交番庁舎新築ほかに1億5,265万円、留置施設整備工事ほかに5,882万円、佐用警察署耐震改修に2億3,304万円である。

先の9月には、「緊急に措置すべき事業の実施」として、当初の2署を含み追加で35署のシャワー室の整備(5,604万円)とレディース交番(932万円)の仮眠室整備が進められることになった。

そこで、今なお設備が不足している署や交番がどの程度あるのか、整備見込についてお伺いする。

(答弁)