本県は、東京・大阪圏への転出超過傾向が続く中、自然増・社会増を目指すため、少子化対策の充実や地域の魅力アップへの取り組み推進、また今年4月に発生した熊本地震のほか、全国各地で風水害も相次いでいることから、災害への備えの拡充など、多くの課題を解決していかなくてはなりません。
限られた財源の中、これらの事業を効果的・効率的に展開していくためには、優先順位を見極め、より徹底した「選択と集中」を図っていくことが必要です。
その選択と集中を行うための判断基準の一つとして、これまで兵庫県議会ひょうご県民連合議員団では、特に人への投資の重要性を訴えてまいりました。中でも、子どもたちの学びの場の確保や子育て支援の拡充など、兵庫の未来を支える子どもたちへの取り組み充実に向けては、大変注力してきたところです。
このほかにも我が会派では、県民が将来に渡り希望を持つことができる社会の実現に向けた予算が編成されるよう、優先的に取り組まれるべき9つのテーマ、計184項目からなる申し入れ項目をとりまとめました。