第3次行革プラン(第1次案)に対する質疑(石井 健一郎 委員)
【公社等】
午 後(前半)
1 (株)夢舞台について
ウエスティンホテル淡路については、県がホテルを買い上げ、夢舞台に貸し付けるリースバック方式を採用するとともに、収益が期待できるハイウェイオアシスも夢舞台に指定管理したものの、ホテル経営は集客力不足から厳しい状況が続いている。
一方で、設備更新や大規模修繕などの修繕費は、今後さらに増えることも予想されるが、現在、これらの修繕費はホテルを運営する夢舞台ではなく県が負担しており、夢舞台の収支に計上されないため、辛うじて黒字決算となり、見せかけの利益が出ている状況が作られている。適正なホテル経営という観点から、収益と費用は一体に考えるべきであり、修繕費も踏まえた賃料設定をすべきと考えるが、所見を伺いたい。
また、夢舞台は県からの委託事業である淡路夢舞台の管理のほか、ホテル経営等の自主事業を行っているが、公表されている決算は委託部門と収益部門が一緒になっており、収益事業の状況が分かりにくい。会計の透明性を確保するためにも、部門別の会計を公表すべきと考えるが、所見を伺いたい。
(答弁)
午 後(前半)
2 (公財)兵庫丹波の森協会について
丹波地域の学習、交流、地域づくりと丹波の森公苑など4施設の管理・運営を主な事業としているが、地域住民が主体となった地域の自主的な運営が求められる。
県としては丹波県民局において、「丹波の森構想」を支援していることからも、協会に派遣している県職員については、県に引き揚げ、今後の運営に当たっては、丹波市、篠山市及び地域住民の参画のもと、自主的な取り組み推進するべきではないかと考えるが、所見を伺いたい。
(答弁)
【事務事業】
午 後(後半)
1 但馬空港の管理・運営について
(1)但馬空港については、北近畿豊岡自動車道が豊岡まで開通すると、現在の伊丹-但馬便の旅客数に影響を与えることが予想される。ついては、懸案の東京直行便についての現在の取り組みと今後の見通しについて状況を伺う。
(答弁)
(2)但馬空港は地元の総意であるというが搭乗率を上げるために、地元市町が補助金を出している。地元市町の取り組みは評価するが、補助金がなければ地元の市町民が搭乗しないというならば、地元の総意として但馬空港が本当に必要とされているのか、今後、設置される検討委員会において、この点を十分に検討すべきと考えるが、所見を伺いたい。