令和元年 平成30年度決算特別委員会(教育委員会)
日 時:令和元年10月16日(水)
質問者:木戸 さだかず 委員
1 教員のハラスメント対策について
今、神戸に衝撃が走っています。東須磨小学校の教師が教師をいじめていた問題です。私自身、息子が再来年から同じ須磨区内の小学校に入学しますので、大変、身近な問題に感じています。
この話題について、ある子育て世代の女性は、東須磨小学校の校長が記者会見で発した「4名を公務から外し、今後一切、東須磨の子どもたちの前で指導を行わせないという判断を行った」という言葉に耳を疑ったと言っておられました。さらに、「それって、神戸のどこかで教師をするってことですか?というのが正直な気持ちであり、校長自身の責任はどうなの?と思った。」とも言われていました。
この問題は深刻です。いじめをなくす側、指導する側の人間が、いじめをしているという、なんとも言えない話です。
これまで、県教育委員会におかれては、教職員の資質向上に努めてこられたと思いますが、今回の神戸市の事案を受けて、県教育委員会としても、県内の調査や現状の見直しが必要と考えます。
そこで、まずは教員のいじめ、パワハラ、セクハラ、モラハラといった、教員のハラスメント対策について、どのような取組をされているのでしょうか、また、教員が相談しやすい窓口として、第三者機関のような窓口がないと、相談のための一歩を踏み出しにくいと思いますが、十分に把握できる状況なのか、また、問題に対してどのように対処しておられるかお伺いします。併せて、今回の神戸市の事案を受けて、県教育委員会として、神戸市との連携、情報交換を含め、今後どのように対応されようとしているのか、お伺いします。